骨粗しょう症


骨粗しょう症は、老化やカルシウム不足、運動不足、閉経(女性ホルモンの減少)などが原因となって骨量(カルシウムやコラーゲンなど)が減少、骨自体がスポンジのように粗くなり骨折しやすくなる病気です。

「体を動かしたときに、背中や腰の痛みがある」
「身長が低くなってきた」
「背中や腰が曲がってきた」

などと感じることがありましたら、単なる老化現象ではなく
「骨粗しょう症」という骨の病気の可能性があります。

骨粗しょう症になると、わずかな衝撃でも骨折しやすくなります。
骨折しやすい部位は、背骨(脊椎椎体)、脚の付け根(大腿骨近位部)、手首(撓骨:とうこつ)、腕の付け根(上腕骨)です。
骨折から介護が必要になってしまう人も少なくありません。
骨粗しょう症は痛みなどの自覚症状がないことが多く、定期的に骨密度検査を受けるなど、日ごろから細やかなチェックが必要です。

当院では精度に優れる「腰椎、大腿骨測定用X線骨密度測定装置」を導入しています。
検査は骨塩検査専用のレントゲン室で仰向けに寝そべって撮影、検査時間は10分程度です。

検査後、骨粗しょう症の治療が必要な場合は内服や注射の治療法をご提案しています。
骨密度を測定することは骨粗しょう症の早期発見、治療効果の判定などにも非常に重要です。
定期的に骨粗継症の検査を受けることをお勧めします。
気になる方は医師にご相談ください。